紹介
公開講演会 上杉隆氏講演
「原発事故報道でメディアは真実を伝えたのか?」
○日時 2011年12月9日(金)19時~21時30分
○会場 埼玉会館「小ホール」(JR浦和駅西口から徒歩6分)
○講師 上杉 隆 氏(フリージャーナリスト、自由報道協会代表)
○内容
3.11の福島原発事故の初期報道は「大本営発表」と言われるほど、東京電力や政府の発表を検証せずに報じたものばかりでした。事故の実態や甚大さをマスメディアが伝えず、原子炉のメルトダウンや放射性物質の拡散地域を報じたのは、事実が生じてからずっと後のことです。今もその現状に変わりはないのでしょうか?
いままで医療に関する報道も、必ずしも現場の実態が報じられているとは言えませんでした。自分が見ている実態と報道される情報に齟齬を感じている医療関係者もいらっしゃると思います。
現場の感覚から離れた報道がなされるのはなぜなのか。メディアの在り方に詳しい上杉隆氏に語っていただきます。今後メディアとどう向き合っていくのかを考える機会になれば幸いです。上杉氏は年内で「無期限ジャーナリスト活動休止」を宣言しており、貴重な講演会です。
★講演要旨
「原発事故報道でメディアは真実を伝えたのか?」(埼玉保険医新聞2012年5月号)
2010 年12月講演「上杉隆記者クラブの罪」 埼玉保険医新聞より
昨年12月、理事会でフリージャーナリストの上杉隆氏を講師に招き、自由な報道を阻害する既成勢力との闘い、問題事実などについて講演をいただいた。講演要旨を3回に分けて掲載している。
第1回「『記者クラブ』とは何か」(埼玉保険医新聞2011年7月号)
第2回「『記者クラブ』の問題点」(埼玉保険医新聞2011年8月号)
第3回「情報のガラパゴスにいる日本人」(埼玉保険医新聞2011年9月号)